Quantcast
Channel: コリコレ 2019
Viewing all articles
Browse latest Browse all 644

ブリーダーとしてのポリシー

$
0
0
ネットオークションを見ていると、ワイルドよりも大分お安く出品されてるコリドラスを見掛ける事があります。極端に言うと、ワイルドの1/10程度の安さですね。ワイルドではなくて、ブリードなので、ワイルドよりも安くて当たり前ですが、安過ぎるのはどうなんでしょうか?
ワイルドに拘る人も居ますが、大半はワイルドに拘らずブリードで安くて手に入る方が良いと思う人も居ますよね。
しかし、ネットオークションで、安く売ってしまえば、それは、ある意味価格破壊となりますので、熱帯魚屋さんにして見れば、結構な打撃になると思うのです。熱帯魚屋さんは、卸から仕入れて、それを売る訳ですが、卸から買えるのは、熱帯魚屋さんに限った事である為、価格破壊は、熱帯魚屋さんの存続に影響して来る訳ですね。熱帯魚屋さんが潰れてしまえば、珍しい種類のコリドラスも買う事が出来なくなるし、熱帯魚屋さんが潰れてしまえば、卸も同じ結果を辿ってしまいますね。
ネットオークションは、お店持たなくても出来る個人商売も出来ますが、度が過ぎると、悪影響を及ぼす結果にもなりますし、そう言う事が目立って来ると、熱帯魚屋さんにも嫌われる存在になると思うのです。
ですから、私は、ブリードして殖えたコリドラスは、直接販売は、絶対にしない事にしてます。要するに、熱帯魚屋さんに売って、利益を共有し合う事で、互いに上手くやって行けるのが理想と考えてるんです。
よって、私に直接販売を求められた場合でも、利益は共有となるので、販売価格は、熱帯魚屋さんと同じになります。
熱帯魚屋さんを存続させるのも、ブリーダーとしてのポリシーだと、私は考えています。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 644

Trending Articles